自分の気持ちを少しでもコントロール出来れば人生は気楽に生きやすくなります。
自分の感情なのに
ジェットコースターのように振り回され
困っている人へ向けて記事を書きました
最初に感情に波が生じやすいのは『価値観が固定化』しているということを指摘しておきます。
みなさんに少しでも私の記事がお役に立てたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
感情の波が起こる一番の原因は?
『価値観が固定化』していること
人間は自分が大好きです。自分が大好きだから必死に自分を守ろうとします。
生まれてからその環境の中で何が正しいのかを学んでいきます。そして、それが真実だと思い込んでいきます。自分を客観視する習慣が無かったり、精神的に成熟していなかったり、人生経験が少ないと段々と今の自分の考えが正しいと思い込んで確信してきます。
その価値観こそが思考の防壁であるため、周囲にその価値観を否定されたり反発されると強烈に不快な気分になり、人によってはただ相手が自分の意見を話しただけなのに攻撃されたという感覚に陥ります。
価値観が固定化していると、その唯一の自分の考えが馬鹿にされたと感じますが、価値観に柔軟さがあると別の他人の意見も受け入れやすくなります。
ここから感情がぐらつかないための価値観のついての認識について話していきます。
生まれ育った環境が違うのだから価値観が違うのは当たり前
物事に絶対はない いくら自分がそれが正しいと思っても100%はないということ 片方の見方から考えれば正解でも他方から考えれば不正解なことがあります。
物事には条件がついている
感情の波が起こる原因は?細かく分析
単純に感情がコントロール出来ていないということと、感情のエネルギー値が、高くて、振り回されてしまう
- 自分のことを客観視できていない(自分のことを良く知らない)
- 真面目で責任感がある
- ストレスが多い
- 怒りの感情がわきやすい
- 感情が薄い
- よく我慢する
自分のことを客観視できていない(自分のことを良く知らない)
上は『ジョハリの窓』というものだ。自分のことは自分が一番知っていると思うかもしれないが、意外に知らないところが多いものだ。
仮に自分のことを良く知っていたとしたら感情をかなりコントロールできるだろう。
自分のことを良く知らないと心も体も無理をしてしまうことがある。
これ以上がんばると体調を崩してしまうと分かっていれば無理はしないはずだ。
逆に自分の強いことろが分かれば長所を生かすことも出来る。
ストレスが多い
感情のエネルギーが高い人は意欲があり行動力がある。問題なのは、行動すればするだけ良いということではない。
行動しただけ自分に負担がかかるのだ。その点を理解しないで頑張ろうと無理をするといつか心と体にガタがくる。
疲れているとイライラしたり落ち込んでしまうこともあるだろう。
冷静になり、いま大丈夫なのかと自分と向き合うことが必要である
真面目で責任感がある
真面目で責任感があることは良いことだが、あまりにも強く作用するとストレスを多く抱えてしまう。
適度に責任から逃れラクをするように器用に生きることも大切である。
怒りの感情がわきやすい
感情のなかで怒りをコントロールするのが難しい。
怒りの感情は、一度火ぶたを切ってしまうと自分でも手が付けられない。
感情が薄い
本来感情は自分にとって好ましい物、危険でさけたいものなどを知らせてくれるものだ。
感情が薄いということは、何か事情があり感情を感じにくくしている訳がある。
当然感情が薄くても、心の奥底では感情がわきたっており次第に溢れて爆発してしまう。
極端な思考 完璧思考。
良いか悪いかの性格もジェットコースターのような流れをつくってしまう。
自分の考えに合致する考えは嬉しく思い、自分とは異なる考えを言われると否定されているような気持ちになる。
完璧思考は感情の波が激しくなるやすい。
よく我慢する
自分の感情を抑圧し過ぎると、抑圧してる間は沸々と悲しみ怒りがたまっていきます。
これが限界を迎えると取り返しがつかないほど大きな感情や行動になってあらわれて大変な事態になります。
自分の感情に振り回されて大変。どうすればいいの?
自分のことをしっかりと知ること
これには二つの知恵があります。1つは日記をかくこと。もう一つはマインドフルネス瞑想をすることです。
日記を書く
人は頭の中で全てを行動を整理して考えることは出来ません。
どうしてそう思ったのか?どんな感情だったのか?
自分を知る良い機会になり考え方が整理されます。
マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想は自分自身を感覚を研ぎ澄まし、自分の内面を感覚を見つめ直すことが出来ます。
ツラいときは心と体にどんな変化が起きるのか?どんな感覚になるのか?嬉しいときは心と体はどんな感覚になるのか?
自分の感情や感覚を扱いやすくするうえで、とても役立ちます。
自分の感情がジェットコースターのようになる
双極性障害ってどうして患うのか考えてみた
双極性障害になるような人は元々ストレスに弱いが、行動力や意欲は高く、義務感や責任感も強いという傾向がある気がします。
- とても活動的で頑張っているが徐々に疲労してストレスが蓄積していく
- ストレスが溜まりすぎて、ほんとは休んだ方が良い状態だが本人は気付かない
- 責任感や義務感のために、もっと頑張れないといけないと自分に鞭を打つ
- 本人は気付いていないが、内心過度な不安や緊張から、神経を高ぶらせるようなアドレナリンが放出され偽物の気分が高い良い状態になる
- 自分に鞭を打ってがんばっていたが、すでにメンタルが限界にきて元気がなくなっていく
- 気持ちが落ち込んできてうつ状態になる
- うつ状態がしばらく続けていると、だんだんと脳が回復してくる
- 脳が回復したので、再び気持ちを奮い立たせて頑張り始める
- しかし、責任感や義務感で無理にがんばってしまう
- 自分に鞭を打って頑張っていたが続かずに元気がなくなり再びうつ状態へ