この記事を読むメリット
- 言葉を最大限活用して心を改善する方法がわかります
- 言葉の欠点がわかるため対策が立てられます
言葉がなければ、こんなに悩まず苦しまなかったのでないか?しかし、言葉が無ければ、こんなに楽しく充実した時間を過ごせなかったのではないか?
言葉の可能性は無限大です。良くも悪くも捉え方を決めるのはあなた次第です。言葉を味方につけましょう。
言葉の特徴を知り心を改善する
言葉のメリットとデメリットについて考えていきましょう。
言葉のメリットとは?
- 物事を考える(思考)能力が身についたことで、複雑な内容を理解することが出来る。※ただし言葉には不完全な一面がある。
- いろんな人たちとコミュニケーションが取れる
- 自分が得た経験や知識を記録に残し、次世代の人達へ伝えることができる。
- 言葉を知っていると、会話の引き出しが多くなる。
- 本を読んだり、ラジオやテレビ、映画などを楽しむことが出来る。
- 言葉によって人を喜ばせたり、楽しませることができます。
- 言葉があることで、物事を認識することが出来る。例えば『りんご』という言葉がなければ、これが何なのか分からず、理解が出来ません。
言葉のデメリットとは?
- 物事の1つの情報を抜き出したものが『言葉』である。そのため、『言語』だけでは、オリジナルの体験や経験を正確には復元できない。
- 物事の全てを言葉だけで伝えるのは非常に難しい。言葉の解釈は人によって違うため、思いが曲解されてしまったり、誤解が生まれてしまうことが多くある。
- 知っている言葉の数、考え方のバリエーションによって、ある程度の思考の幅が決まってしまうこと。無知であるほど、貧弱な考え方しか出来ない。
- 言葉によって人を傷つけたり、傷つけられたりすることがある。
言葉を駆使できてますか?
こころに問題を抱える人の特徴として、言葉を駆使して考える回数が少ない、もしくは偏りがあるということです。
もし、言葉が無ければ、こんなに悩まなかったかもしれません。しかし、言葉がなければ多くの活動は意味がなく楽しめなくなります。
すでに以下⇩の記事で紹介しました。自分のことを知らない。周りから自分がどう見えているか分からない。これから何をすればいいのか分からない。そんな人は心を改善することは出来ませんよ。
これらの問題は悩む時期に徹底して悩むことで答えが見えてきます。思いつかないのであれば今から考えましょう。
言葉は私たちの生活を豊かに幸せに導くものです。言葉のデメリットばかり大きくなっていませんか?心を改善するには言葉のメリットを大きくする必要があります。
言葉の最大の機能『思考』を使いこなす
思考には「問題の解決策やより良い結果を導き出すための心の行為」という意味が含まれます。人生をよりよく導くために思考を使いこなせているでしょうか?
私達の周囲の情報は知らないうちに自分の都合よく簡略化されていることを知っていますか?そのことが思考を停止させる原因になっています。
例えば自宅から学校・会社の通勤では、その道中には多くの情報が溢れています。なのに何も思い出せない。
人は自分に影響がある情報を集め、自分に影響がないとする情報は集めません。これを人間は自動的に行っているのです。
しかし本来考えなくてはいけないことを簡略化させてはいけません。例えば自分についてです。自分について何も知らなければ心は改善できません。
今あなたに必要なのは自分がこころを改善するために必要な情報を集め、繰り返し『思考』することです。
こころを改善する言葉の活用方法
心を改善する言葉の活用方法は以下の3つです。
- 頭の中を前向きな言葉で埋め尽くす
- 多種多様な考え方を認識して受け入れる
- 言葉をイメージして感情➡行動とつなげる
頭の中を前向きな言葉で埋め尽くす
ネガティブな思考をする人は、ネガティブな言葉が脳に沢山入っています。逆にポジティブな思考をする人は、ポジティブな言葉が脳に沢山入っています。
繰り返し言葉を想起することで言葉が脳に刻まれます。ネガティブなことばかり考える人は、ネガティブな言葉に反応しやすくなり、ポジティブなことばかり考える人はポジティブな言葉に反応しやすくなります。
人は本能的に自分を守ろうとする性質があります。そのため、何もせずにいると自然にネガティブに寄っていきます。頭の中をポジティブなことで埋め尽くそうとするくらいが丁度いいのです。
良い言葉が書かれた本を読んでいた頃は、とても楽しく充実していたのを思い出します。しかし、取り組みをやめて暫くすると徐々に人生がつまらなく感じました。言葉によって自分の世界が作られているなら、当然の現象かもしれません。
多種多様な考え方を認識して受け入れる
人生経験豊富な人は心に余裕があります。色んな考え方や価値観があることを認めており、極端に考えることがありません。
こころに問題を抱えている人は、こころに余裕が無く物事を白か黒で考えてしまいがちです。
多種多様な考え方や価値観があると受け入れることが必要です。
言葉をイメージして感情➡行動とつなげる
梅干しが手のひら一杯にあります。口を開けて梅干しを入れます。イメージすると唾液が出てきた人もいると思います。
イメージを鮮明に体験すれば、そのときの感情や生体反応を作ることが出来ます。そして、その感情が実現したいという欲求を生み出し、行動力を生み出します。
テレビのCMを見て商品を購入することを例にします。
- テレビのCMで商品を見て興味を持ちます
- 商品があったらどんなに良いだろうと想像します
- 買いたいという意欲が湧きます
- 商品を購入します
この特徴を目標設定したときに使います。
出来る限り具体的な未来を想像して体感することが重要です。きっとモチベーションを高めてくれるでしょう。
【次の記事】こころを改善する動き出しに必要なこと
人は思っていても行動出来ないことがあります。その原理について理解し少しでも行動できるようになりましょう。