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こころが改善して安定するまでの流れ

この記事を読むメリット

  • 心がどんな経過をへて変わるのか分かります
  • 時期ごとのベストな周囲の関わり方が分かります

📢ブログの音声解説📢

こころが改善して安定するまで

こころに問題を抱えた人は、変化を恐れます。行動することで自分の身に危険が及ぶと脳が敏感に察知しているのです。

行動をおこさない限り、こころは改善されません。何もせず、その場に留まることが結果的に大きな悲劇を生みます。

時代の流れと共に人も世の中も刻々と変化しています。何も行動しなければ、世界に置き去りにされた時代遅れで何も出来ない人間になってしまいます。そして、何も出来なかった自分を悔やむでしょう。

また、あなたが行動を起こし変化することで救われる人が居ます。身近な家族友達恋人などです。口には出さなくても、あなたの変化を心待ちにしている人が居ます。

こころの改善に関心が無い時期


どんな時期なのか?
こころを改善したいと微塵も感じていません。性格的傾向や考え方、こころの状態やそのときの環境など様々な要因が関係しています。

精神的にとてもツラい状態のときは、今生きることで精いっぱいであり、こころを改善するという気持ちになれない方もいます。

こころの問題はありますが今のままで良いと決めている人も全く興味を示しません。

どんな特徴があるのか?

  • 現実的に物事が考えられない
  • 自分が病気である認識が欠けている
  • こころが安定せず、こころの余裕がない
  • 薬の調整がうまくいっていない
  • 自己中心的で周囲のことを考えられない
  • 自分の問題を人のせいにしている


どんな働きかけや取り組みをするのか?
自分から行動を起こすことはありません。周囲からの働きかけが中心となります。まずは相手と信頼関係を築き、気持ちを十分に受け止め共感的に接します。

次に相手が話を聞いてくれそうなタイミングがあれば、押し付けにならない程度に以下の3つのポイントを伝えます。

①こころを改善するメリットを知ってもらう。②こころの問題を放置すると、どんなマズイ事態になるのか知ってもらう。③こころの問題を放置すると、自分だけでなく周囲にどんな影響を及ぼすのか知ってもらう。

こころの状態が不安定な時期には、可能な限りこころの安定を促すサポートが必要です。入院治療。服薬調整。休養。食事睡眠運動。カウンセリング。精神科訪問看護。など様々です。

こころを改善したいが行動できない時期

どんな時期なのか?
こころを改善したいという気持ちと行動したくない気持ちが天秤のように揺れている状態です。

こころに何らかの問題を抱えている人は、不安や恐怖から逃れたいという本能が強く働きます。行動を変化させるのに何らかの思いや感情が制限となって、なかなか動き出せない状態となります。


どんな働きかけや取り組みをするのか?
この時期に無理にこころの改善を強制させるとヤル気が失われます。無理に行動を起こすのではなく、こころを改善したいという気持ちを強めていくことが大切です。こころを改善するとどんな良いことがあるのか?といった動機を強めていきます。

周囲の関わり方は⓪の時期と同様です。相手の気持ちに寄り添い、共感的に接します。本人が変わりたいという思いがあるなら、その思いを後押しします。決して強制したり、考えを押し付けることはしません。

こころを改善する準備の時期

どんな時期なのか?
こころを改善すると決めた時期です。こころの問題を改善したら、どんなメリットがあるのか十分に理解しています。自分の問題を改善するための具体的な方法を模索している段階ですが、まだ行動は起こしていません。


どんな働きかけや取り組むをするのか?
うまく行えるという自信を持ちます。自分が今まで生きて上手くいったこと、出来たことを振り返るのも良いでしょう。

こころを改善してどんな自分になるのか考える。

あなたの価値観や幸せについて分析し、自分にとって何が大事なのかを知ります。その価値観にそって行動することでモチベーションを高めます。

自分の価値観にそった具体的な目標を設定していきます。
そして、どんな目標を達成するのか周囲に高らかに宣言します

こころを改善していく時期

どんな時期なのか?
少しずつこころが改善してきたことを実感して、自分に自信が持てるようになります。

行動しても成果が見えにくい場合には、改善しないことへのストレスも感じている時期です。

どんな働きかけや取り組みをするのか?
周囲の関わり方として今の取り組みが持続できるように褒めたり、褒美を与えることで行動を強化していきます。具体的にどんな努力をしたのか言葉で表し褒めると効果的です。

行動へのモチベーションを維持するため常に目標を確認していきます。

こころの安定を維持する時期

どんな時期なのか?
こころの改善に対する取り組みが定着し、こころ穏やかに安定して過ごす時期です。この頃には再発も少なくなります。精神的に成長した自分に誇りが持てるようになります。


どんな働きかけや取り組みをするのか?
周囲の関わり方は本人が考えて問題解決が出来るように促していきます。どの時期でも、こころに寄り添ってくれる人がいると精神的に安定しやすくなります。

これから自分はどうしたいのか?目標は更新されて次の行動に向かいます。

【次の記事】自分にとって何が大事なのか?

次はいよいよ自分の大事なこと、価値観をしっていきます。自分の価値観にそって行動することで幸せを感じる機会は増えるでしょう。

こころ改善5/100
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