この記事では、ジョーカー(アーサー)の妄想や精神状態の悪化の理由について解説していきます。
この記事はネタバレを含みます。
精神科の現場経験を通して、心の奥深さや幸せについて学び続けてきました。このブログでは、厳しい時代を元気に、前向きに生き抜くための秘訣やサービスを共有します。一緒に明るい未来をつくりましょう!
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ジョーカーの妄想と思われるシーン
『ジョーカー』では物語が進むにつれて、何か違和感のあるシーンが見受けられます。
注意深く観察することで、視聴者の中には「これは妄想ではないか?」と気づく方も多いと思います。
では、以下で解説していきます。
ジョーカー : フォトギャラリー 画像 - 映画.com
マレー・フランクリンショー
舞台に上がって歓声をあびる
ジョーカーは、マレー・フランクリンショーの観客として舞台に上がるように促されます。
マレーからの励ましと観客からの拍手喝采を受け、ジョーカーは映画を観ている人々にとって真実の出来事のように映ります。
しかし、再びマレーと再会した際...
マレーはジョーカーに対して初対面のような態度を見せました。
ジョーカーは実は妄想に浸っていたのです。
冷蔵庫に閉じこもる なぜ?
これはジョーカーの心を映し出したものだと考えています。専門用語で言えば「投影」という現象です。
「私は誰にも理解されない。私は誰からも愛されない。私の心は冷たく、寂しい。一人ぼっち。」
こんな心境だったのでしょうか?
ソフィーと親密になりたいという妄想
地下鉄でウェイン証券勤務の3人を銃殺した後、ジョーカーはソフィーの家に向かいます。
家に入るとソフィーに強引にキスをします。このシーンからは、ジョーカーがソフィーと恋愛関係になったと思わせられます。
ここまでの描写が、まるで真実の出来事のように映りますが...
後に再びソフィーの家を訪れた際、ジョーカーは雨に打たれた様子で落ち込んでいます。
しかし、ソフィーは冷淡に自宅に戻すだけでした。ソフィーとの恋愛関係は存在せず、ジョーカーの妄想だったのです。
ジョーカーの妄想(精神疾患)はなぜ悪化したのか?
ジョーカーは統合失調症という精神疾患を抱えながらも、カウンセリングや薬物療法を通じて母親との生活を何とか維持してきました。
しかし、ジョーカーの精神状態が異常に悪化し、妄想がますます増していきました。その理由について解説します。
ジョーカー : フォトギャラリー 画像 - 映画.com
カウンセリングや薬物療法が打ち切られた
ジョーカーは合計7種類の薬(精神薬や睡眠薬)を服用していました。映画では、担当のカウンセラーからも薬の効果があることが描かれています。
しかし、カウンセリングや薬物療法が途中で中断されたことは、ジョーカーの精神状態の悪化を意味していました。
特に薬物療法の中断は、ジョーカーの内面的な問題が解決されていなかった場合、再発を引き起こす可能性が高まるとされています。
会社での理不尽な扱いによるストレス
ジョーカーは看板を持って宣伝していた際に、チンピラに絡まれてひどい目に遭いますが、その件で上司からは厳しい説教を受けました。これは明らかに理不尽です。
また、会社ではジョーカーは冷遇されていました。ただひとりジョーカーに優しく接してくれたのはゲイリーだけでした。
同僚のランドルからは銃を渡され、「お前のためだ」と言われるも、その結果としてジョーカーは会社をクビになりました。これも理不尽です。
長年連れ添ってきた母親に裏切られた
ジョーカーの母親は彼にとって世界で唯一の愛する存在でした。
しかしながら、母親はジョーカーにウェインが彼の実の父親であるかのように嘘をついていました。これは明らかな病的な妄想でした。
さらに、母親の恋人がジョーカーに対して暴力を振るうことを黙認し、助けてくれませんでした。これは虐待行為です。
ジョーカーがこの事実を知ったとき、彼は相当なショックを受けたことでしょう。
ジョーカーの妄想(精神疾患)は
悪化し、悲劇的な状況に至った
【映画】『ジョーカー』では物語が進むにつれ、ジョーカーの統合失調症という精神疾患が悪化し、彼の人生はさらなる悲劇に包まれていきます。
物語の中盤以降、ジョーカー自身はどこまでが現実で妄想なのか区別がつかず、混沌とした世界に取り巻かれているのです。
精神疾患による妄想は、本人にとって真実の現実と錯覚してしまうため、非常に恐ろしい症状です。
記事をお読みいただき、ありがとうございました。次の記事もぜひお楽しみにしていただければ嬉しいです。