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生きてるだけで、愛。|趣里の意味不明な言動に振り回されっぱなし

芥川賞受賞作家・本谷有希子の小説『生きてるだけで、愛。』を映画化

『生きてるだけで、愛。』予告 11月9日(金)公開

以下はネタバレを含みます。ご注意ください。
まだ見ていない方はこちら
🎦生きてだけで、愛。

生きてるだけで、愛 解説

双極性障害で過眠症の寧子(趣里)。そんな彼女はゴシップ雑誌の編集者である津奈木(菅田将暉)と同棲していた。

何もかもうまくいかない寧子は、自分に嫌気がさした気持ちを津奈木に当たり散らしていた。

ある日津奈木の恋人である安藤(仲里依紗)が家に押しかけてくる。

津奈木とヨリを戻したい安藤は、寧子を自立させて津奈木の部屋から追い出すために無理やりカフェのアルバイトを決めてしまう。

生きてるだけで、愛。キャスト紹介

俳優名役名役のキャラクター
趣里寧子双極性障害(躁鬱)過眠症
菅田将暉津奈木雑誌の編集者 切れると怖い
田中哲司村田カフェのマスター
西田尚美真紀マスターの妻
松重豊磯山会社の偉そうな上司
石橋静河美里会社の同僚
織田梨沙莉奈カフェの女性店員
仲里依紗安堂津奈木の元恋人でストーカー

寧子の意味不明な行動について

ときに寧子は意味不明な言動で、津奈木やカフェの皆を困らせ振り回してしまう。

出典:MOVIE WALKER

  • 何となく学校生活がかったるいという理由で体中のあらゆる毛を剃った。
  • 酒に酔ってふらふらになり、自動販売機に頭をぶつけて血を流し『こういうときって思いっきり走りたくなるんですけど』と走り出す。
  • 分かったじゃなくて今手袋をして。と言われて手袋をするが『ふざけるなよ』と言われる。
  • トイレのウォッシュレットはとても危ない。体が真っ二つになっちゃう。
  • バイト先から逃げ出し、走りながら一枚ずつ服を脱ぐ、屋上で裸になる。

寧子の作中にあらわれる病気の症状とは?

  • 過眠症~寝たら夕方近くまでなっている。目覚まし時計を何個かけてもなかなか起きられない。
  • 衝動的突発的な行動を起こす。突然走り出す。町中で服を脱ぎ裸になる。
  • 感情のコントロールが苦手である。料理を作ろうとしたが上手くいかずに発狂している。

出典:MOVIE WALKER

安藤の作中にあらわれるヤバイ行動の数々

  • 執念深さ。ストーカー行為。
  • 被害妄想が強い。思い込みが激しい。『私のこと馬鹿にしてるでしょ?』
  • クレイジー。『もし津奈木に私のこと言ったら死んでやるからね。あなたに一番迷惑がかかる方法で。』

津奈木の会社で記事を載せた人が自殺した件

真紀(西田尚美)と津奈木の会話の一コマ。津奈木は人が自殺するような記事を書いても、『しばらくしたらみんな忘れるでしょ?』といった。

後に真紀(西田尚美)の書いた記事で人が自殺したと知ることになり、あれ以来真紀は記事を書くことがトラウマになっている。

でもホントは津奈木も…

生きてるだけで、愛。寧子の裸と本音

屋上の名シーン。寧子と津奈木の話し合うシーンは一番の感動ポイントです。

特におすすめしたいシーンを紹介します。

夜の光に照らされる寧子の裸が美しい

道を走って一枚ずつ服を脱いでいく。脱いだ服を津奈木がひろっていく。

屋上につくと寧子が裸で…色んな角度から…美しい

寧子の本音

津奈木は私と別れたかったら別れてもいいよ。
私と別れられていいなぁー。
私は私とは別れられないんだ…


一番つらいのは本人で悲しい気持ちが伝わってきます。

生きてるだけで、愛。名言

人に無理やりやらされたままじゃ

いつまでたっても変わらねぇぞ。

カフェの店長 村田より

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